歩行者天国の中央を歩く気持ちの良さ
端の多い生涯を送って来ました。
集団で歩くときはだいだい後列の一番端。
集合写真では、中心に自分がいた記憶が一度もありません。
トイレも絶対に端の便器を選びます。
飲み会で真ん中の席に座ってみても、両端の席が話題の中心になり、やはり自分が端になります。
そんな私ですが、歩行者天国を歩くときは、ここぞとばかりに中央を歩きたくなります。正確に、ぴったり道路の中線を真っ直ぐ、です。
この気持ちの良さ。ステージを贅沢に使っている感というか、ランウェイを歩いているかのような気持ち。
ここが世界の中心だ、と叫びたくなります。もちろん絶対に叫びません。
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
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ただ、真ん中を歩いていると分かるのですが、だいたいの人は、普段通り歩道を歩いたり、歩道に近いところを歩いています。僕の道の前には誰もいません。
(あ、でもおじさんが1人ポツンと立ってる。仲間!)
せっかく自由に使えるんだから真ん中を歩かないと勿体ない、という自分の貧乏性にちょっと恥ずかしくなりました。
歩行者天国の真ん中は、飲み会の真ん中の席と同じみたいです。
以上、
ご査収のほど、よろしくお願い致します。
今日のなぞかけ
歩行者天国とかけて、影絵と解く。
その心は… (続きはTwitterをフォロー)
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いつも人生の脇道歩いているので、歩行者天国はここぞとばかりにど真ん中を歩きます。 pic.twitter.com/1jAiq5Ygu1
— 氏田雄介 (@ujiqn) 2015年8月22日
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