勝手にラップをつくって歌うロボットをつくってみた
お世話になっております。氏田(@ujiqn)です。
人工知能の進化の目まぐるしい昨今、様々な職業が人工知能やロボットに代替されるという話をよく耳にします。
そんな中、まだロボットに代替されていない職業「ラッパー」。今回、ロボットPepperくんにラップに挑戦してもらいました。
出来たものがこちら。自動でラップの歌詞をつくって歌ってくれるロボットです。
勝手にラップを歌い続けるPepperくんの開発に成功しました。 pic.twitter.com/9ujLHXT4Uh
— 氏田雄介 (@ujiqn) 2016年1月29日
フルバージョンはこちらです。
ラップをつくって歌うPepperくん 〜ろぼのりりっくのぼうよみ〜
ラッパーというより、ジョイマン的なものができました。ラッパーがロボットに代替されるのはまだまだ先になりそうですね。
仕組みの解説
動画の中でも説明していますが、Twitterで「◯◯と✕✕で踏める」というツイートを自動収集して、そこからラップの歌詞を自動生成しています。
Twitterで検索すると、こんなふうに韻を踏んだツイートがたくさん出てくるので、それを利用しているのです。
いわば、ラップのアウトソーシングです。
イベント出演お待ちしてます!
アーティスト名は「ろぼのりりっくのぼうよみ」。棒読み感だけは誰にも負けません。ライブやイベントの出演依頼をお待ちしております!
以上、ご査収のほど、よろしくお願い致します。
【言葉のイルミネーション】言葉で色が変わるクリスマスツリーをつくった
こんなクリスマスツリーをつくりました
みなさん、メリークリスマス!
まずは動画をご覧ください。
スマホに向かって好きな言葉を言うと、その言葉に合った色で光るクリスマスツリー。
その名も「言葉のイルミネーション」です。
「海」と言えば青く、「トマト」と言えば赤く光り、 「オムライス」と言えば、黄色と赤のイルミネーションになります。
こちら、横浜みなとみらいのシェアスペースBUKATSUDOにて、12月27日まで展示中です。
とっても良いところなので、ぜひ遊びに行ってみてください!
映像にもあるように、設置した直後に男の子が楽しそうに遊んでくれていました。
「バナナ」「いちご」「サンタクロース」「妖怪メダル」など、色々な言葉で合計20回くらい遊んでいました。
仕組み
色の選定は、Google画像検索をつかっています。
- 入力された言葉でGoogle画像検索をする
- 画像検索結果上位20件からそれぞれ特徴色を抜き出す
- 特徴色20色をツリーで光らせる
前回このブログにも書いた「言葉の色」の仕組みを流用しています。
この作品をGoogle HackFair Tokyoというイベントに出展したところ、そこで「音声入力で色を変えられるクリスマスツリー」をつくっていた仲川さんという方に出会い、「言葉の色」とのコラボレーションが実現しました。
Google HackFairでの展示の様子です。
もっと大きいツリーをつくりたい!
今回つくったのはプロトタイプですので、まだまだ課題はたくさんあります。
しかし、実際に展示をして、子どもに遊んでもらって、確信しました。
これはイケる!!
もっと大きな場所で、大きなツリーをつかって、つくってみたい!
子どもも大人もカップルも、楽しめるイルミネーションがつくれるはずです。
こんな感じの楽しいイルミネーションをつくってみたい企業の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご連絡ください!
制作:氏田、仲川
撮影:深澤
協力:BUKATSUDOさん、きみーさん
以上、ご査収のほど、よろしくお願い致します。
メリークリスマス!
- アーティスト: ミケランジェリ(アルトゥーロ・ベネデッティ),ドビュッシー
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